Mac OS X 10.6 のインストール

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Mac OS X 10.5 を 10.6 (Snow Leopard) にアップグレードしようとしたら、デュアルブートにしてあるせいか、HDD が起動ディスクでないのでインストールできないと言われてしまいました。

仕方ないので、Ubuntu 上の VirtualBox 4.1.10 の仮想マシンに Mac OS X 10.6 をインストールします。

参考 †

• http://www.sa-sa-ki.jp/blog/2010/05/virtualbox-3-2-os-snow-leopard/
• http://blog-imgs-26-origin.fc2.com/h/a/r/harubaru368/osx3.html

VirtualBox の設定 †

仮想マシンの作成 †

• メモリ 1GB、HDD 50GB
• ディスプレイ ビデオ 64MB、3D アクセラレーションを有効に

Mac OS X 10.6 のインストール †

DVD から起動して普通にインストールします。

インストールするディスクが表示されないので、「ユーティリティ」メニューの「ディスクユーティリティ」を選択し、パーティションを作成します。

command キーの入れ替え †

「システム環境設定」→「キーボード」から「装飾キー」を選択し、Control キーとコマンドキーを入れ替えます。

ファイルの共有 †

「移動」メニューから「サーバへ接続」を選びます。

smb://10.0.2.2/vbshare

のように共有するフォルダを指定します。

モニタの解像度の変更 †

Mac OS X の解像度が 1024x768 になっており、全画面表示できません。

ホスト OS で

$ VBoxManage setextradata "Mac OS X Snow Leopard" "CustomVideoMode1" "1280x800x32"
$ VBoxManage setextradata "Mac OS X Snow Leopard" "GUI/CustomVideoMode1" "1280x800x32"

ゲスト OS で

--- com.apple.Boot.plist.orig	2010-02-11 14:49:25.000000000 +0900
+++ com.apple.Boot.plist	2012-04-12 22:15:38.000000000 +0900
@@ -4,5 +4,7 @@
 <dict>
 	<key>Kernel Flags</key>
 	<string></string>
+	<key>Graphics Mode</key>
+	<string>1280x800x32</string>
 </dict>
 </plist>

としてみましたが、解像度は変わりませんでした。

これの影響で、Mac OS X の boot が途中で止まるようになったかも知れません。 その後、boot できました。

CPU 使用率が高い問題 †

アイドル時でも、ホスト側の VirtualBox のプロセスが 100% 以上の CPU 使用率になっています。

参考: http://www.bala-krishna.com/how-to-fix-virtual-box-high-cpu-usage-issue-for-mac-osx-guest/

1. Mac OS X のファイルインデックスが終わるのを待ちます。
2. VirtualBox の設定で「ネステッドページング」を無効にします。
3. Mac OS X で以下を実行し、パワーマネジメントの拡張を削除します。

   $ cd /System/Library/Extensions/
   $ sudo mv AppleIntelCPUPowerManagement.kext AppleIntelCPUPowerManagement.kext.orig
   $ sudo kextcache -system-caches
   

4. Mac OS X を再起動します。

スクリーンショット †

• SimpleCap http://xcatsan.com/simplecap/